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リヤド航空、カタール航空やエミレーツ航空のような航空会社に頼らざるを得ない市場に路線を構築 その一例が東京

 2025年に就航を予定する注目のリヤド航空は、今後カタール航空やエミレーツ航空のような航空会社に頼らざるを得ない市場に路線を構築していく考えです。

 同社のTony Douglas CEOは「私たちは現時点ではカタール航空やエミレーツ航空のような航空会社に頼らざるを得ない市場に実際にサービスを提供していく計画」であると述べ、その一例がリヤドから直行便の存在しない東京・上海・ソウル・シドニーなどであるとしています。

 これまでの情報では、就航後早期に東京/成田~リヤド線が実現するとの見方もあり、年明けに発表される予定の就航初期の路線に注目が集まります。また、リヤド航空の誕生により中東エアラインの競争は更に激しくなっていくことが予想され、日本路線を展開するエミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空などとの乗り継ぎ需要の獲得をめぐり競争が激しくなることが予想されています。Photo : Riyadh Air

リヤド航空、2025年初旬に初期段階の就航路線を発表 東京/成田~リヤド線が含まれるとの見方も

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