大韓航空は、A380型機の機内改修を実施した模様であることがわかりました。
同社のチョ・ウォンテCEOは、2026年までにA380型機を完全に退役させる計画であることを明らかにしていますが、現在までにA380型機の一部機材において機内改修を行った模様であると現地紙が報じており、退役が来年に迫った機材に対して投資を行っていることから、当初計画よりも長期運用する可能性が指摘されています。
既報の通り大韓航空は、A380型機が投入されている主要路線のアメリカ線から、2025年夏スケジュールで同型機による運航を削除し、他機種にて運航する計画としていますが、この期間にも機内改修を行うとの見方もでき、今後同社がA380型機においてどのような計画をもっているのか注目されています。
なお現在大韓航空は、A380型機を4機を運用、3機を保管、そして3機をスクラップ化とし、アシアナ航空は6機を運用しており、大韓航空グループは計10機のA380を運用中となっています。Photo : Korean Air