KLMオランダ航空は、パイロット不足で今夏の長距離路線の運航に影響を及ぼす恐れがあることがわかりました。
現地紙によれば、現在同社においては、病欠による休職しているパイロットやフルタイムで就労しないパイロットの増加などの影響により、パイロット不足に直面しているとしており、今夏の長距離路線の運航において、減便などの措置をとる可能性があるとしています。
またこのパイロット不足の背景には、今後導入を進めるA321neoの影響もあるとしており、パイロットが機種移行訓練で一時的に減ることから、パイロット不足に拍車をかけることになるようです。
コロナの影響が過ぎ去り現在世界的に航空需要は増加傾向にあり、これに伴い再び世界的なパイロット不足も深刻な問題となっており、この問題は日本を含めた世界のエアラインが抱えている問題で、今後この影響は身近に感じることになるかもしれません。Photo : KLM