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エアカナダ、2026年に現在建設中のニューヨーク/JFKのターミナル6に移転 ANAを含めスターアライアンス6社が集結

 エアカナダが2026年に現在建設中のニューヨーク/JFKのターミナル6に移転することが発表されました。

 現在同社は、ニューヨーク/JFK空港にてターミナル7に乗り入れていますが、ターミナル6の供用開始と共に移転します。なお同社は、E175にてトロントから毎日2便、モントリオールから毎日1便を運航しています。

 このターミナル6は、2026年にオープンした時点では6ゲートのみが供用され、残りの4ゲートは2028年までに完成する予定で9ゲートはワイドボディ機に対応できる仕様となっています。また将来的には、現在のターミナル7を解体し、ターミナル5~7を一体運用する計画で、ターミナル内も最新鋭設備を取り入れ近代化を図ります。

 今回の発表に伴いJFKミレニアムパートナーズCEOは「エアカナダがJFKの将来の拠点としてT6を選んだことを嬉しく思います。乗客はここでブティックでプレミアムな体験を期待できます。この決定は、T7でエアカナダと築いてきた緊密なパートナーシップの証でもあります。エアカナダの乗客を当社の最新鋭のT6施設に迎え入れ、このパートナーシップをさらに強化できることを心待ちにしています」と述べています。

 またエアカナダのT6への移転により、T6にはANA、ルフトハンザドイツ航空、スイスインターナショナルエアラインズ、オーストリア航空、ブリュッセル航空、ジェットブルーの7社が使用することが決まり、6社のスターアライアンスパートナーが集結することになり、利便性の向上が期待されます。Photo: Ferrovial

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