成田空港は、2025年10月末から開始される冬ダイヤにおいて、年間発着回数の上限を34万回へ引き上げる方針で調整を進めていることがわかりました。
現在の成田空港の年間発着回数の上限は30万回となっていますが、アフターコロナにおける航空需要の増加により2026年にも上限に達する可能性があることから引き上げを予定します。この引上げにより、既に一部時間帯で満杯となっている発着枠も確保されることになり、需要を取り込むことが可能となります。
既に成田空港は、高速脱出誘導路の整備などを実施済みで、この引上げが可能な能力を有しており、現状の運用時間を継続したうえで、航空需要の取り込みを図ります。なお同空港においては、第3滑走路の建設工事が開始されており、年間発着回数50万回を実現する整備が進行中です。
国交省、成田空港の基本計画を53年ぶりに改定 B滑走路を延長しC滑走路(第3滑走路)を2030年までの完成を目途に建設へ