エティハド航空は、2025年夏ダイヤにてロンドン・ヒースロー空港のスロットをアメリカン航空からリースし獲得したことがわかりました。
世界屈指の混雑空港であるロンドンのヒースロー空港のスロットは、オークション方式で高額で売買されることで知られており、その価値は数千万ドルと知られています。またこのスロットは航空会社間でリースすることも可能となっており、今回エティハド航空はアメリカン航空から2025年夏ダイヤ期間の1往復のスロットをリースし獲得しています。
この動きにより、アメリカン航空はダラス~ロンドン線を削減し、エティハド航空はアブダビ~ロンドン線を現在の4往復から5往復へと増便する計画です。
ただ増便分の運航機材はA321を予定しており、多くのA380が行き交うような同空港のスロットをA321で運航することに驚きの声が広がっていますが、一部では今年受領予定のA321LRをアピールする場として活用するとの見方もされています。Photo : Etihad Airways