カンタス航空は、イーロン・マスク氏のスペースXのロケット打ち上げによる残骸の影響を受け、シドニー~ヨハネスブルグ線が何度も遅延しています。
本路線においては、これまで何度も遅延が続くなどしていますが、同社によればこれはスペースXのファルコン9ロケットが大気圏に再突入して落下する残骸がいつどこに落ちるか事前にほとんど知らされておらず、危険が去るまでフライトを遅らせるしか選択肢が無かったためとしています。
本路線は南インド洋を横切り、南極付近上空を飛行するルートを採用しており、これがスペースX社のロケットの残骸を受ける範囲と重なっているようです。
なお、座標と再突入のタイミングを指定した警告は受けているものの、これらは出発直前に変更されることもあるため影響は避けられないとし、今後スペースXと協議を行うとしています。Photo : Qantas Airways
オーストラリア当局、カンタス航空に羽田空港のスロットを追加付与することを正式決定 羽田発着は3路線に拡大し成田発着ではシドニー線を開設