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ベトナム政府、COMAC機の国内運航認可を検討

 ベトナム政府は、中国の航空機メーカーのCOMACの航空機を国内で運航できるよう認可することを検討していることを明らかにしました。

 これは同国のトラン・ホン・ハ副首相がCOMACの副会長と面会した際に明らかにしたもので、運輸省にCOMAC機がベトナムで運航できるよう規制を見直すよう指示したと述べ、今後ベトナム国内でCOMAC機の運航が可能となる可能性が出てきています。

 また今後COMACはベトナムの航空会社と積極的に協力していくとし、特にベトジェットエアとの関係においてはCOMACの航空機を商業的に運航している中国の航空会社と協力して、ベトジェットエアが運航する特定の路線でテストを実施する可能性を検討していることが明らかにされています。

 現在COMAC機は、各国の規制によりほぼ中国国内での運用に留まっており、今後ベトナムで運用が可能となった際には、一気に東南アジアなどでCOMAC機の導入が増加する可能性もあり、エアバスとボーイングにとっては脅威となる可能性があります。Photo : COMAC

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