機材 航空ニュース

ボーイング、2024年9月から中止している777Xの試験飛行を近日中に再開へ

 ボーイングは、2024年9月から中止している777Xの試験飛行を近日中に再開するものとみられます。

 ボーイングが開発を進める最新鋭機の777Xにおいては、エンジン内部の箇所において亀裂が見つかったことから、飛行試験を中止し全4機の飛行試験機が2024年9月から地上に置かれている状態でしたが、これらが間もなく飛行試験を再開すると海外紙が報じています。

 またこの試験飛行の再開は、FAAによる認証フライトを再開することを指し、開発が遅れている同型機において、一歩前進することになります。

 現在のところ777Xは、昨年のストライキの影響及び飛行試験の遅延により、当初予定していた2020年から約6年遅れた2026年の納入が予定されています。Photo : Boeing

ボーイング、B777Xの納入が2026年まで遅延することを正式発表 当初予定から6年遅れ

ボーイング、製造が終了した777-300ERの最後の納入を昨年末に完了させた模様

ボーイング、B777Xの開発遅延でB777XFも納入が遅延し2028年の就航を予定