2024年12月29日に発生したチェジュ航空機の事故において、両エンジンから羽毛が確認されたことがわかりました。
これまでのところ、片方のエンジンからは羽毛と血痕が確認されていましたが、今回もう片方のエンジンからも羽毛が確認されたと韓国のMBNが報じています。
これにより、事故機は両エンジンがバードストライクして機体にトラブルを起こしたことが有力となり、両エンジンが推力を失ったことで、CVRとFDRへの電源供給が止まったことが推測されます。
現在調査機関は、鳥の種類やどのような形で衝突したなどかを調査し、事故の原因究明を進める予定です。なお死傷者が拡大する原因となったとされるローカライザーのコンクリート基礎に関しては、韓国の14の空港のうち7つの空港で類似のものが設置されていたことが判明しています。