リヤド航空は、ボーイングの787の納入遅延で就航時期を延期することがわかりました。
以前の計画では、2025年第2四半期までに初号機を受領し運航を開始する計画としていましたが、初号機の納入遅延が確定的となったことから、就航時期を2025年第3四半期以降に延期します。なお初号機は、現在最終組み立ての段階となっています。
Photo : Riyadh Air
ボーイングにおいては、品質問題によるFAAの監視が大幅に強化されたことで生産率が低下しているほか、ストライキの影響などもあり、現在世界中のエアラインに対して納入遅延が発生している状況となります。
なおリヤド航空は、今後72機の787-9型機を受領する予定としており、同型機を長距離路線の主力機として運用する計画となっています。