スカンジナビア航空は、2025年末からスターリンクWi-Fiを導入することを決定しました。
SpaceXが開発したスターリンクは、衛星を使用した高速インターネットサービスとなり、テレビ電話や動画もスムーズ再生でるほか、オンラインゲームも問題なくプレイできるなど地上の環境とほぼ変わらないとされ、スカンジナビア航空ではEuroBonus会員を対象に全クラスの乗客に無料で提供します。
対象となる機材は全機となり、2025年末から段階的に導入を進める計画で、今後東京/羽田~コペンハーゲン線でも利用に可能となります。
今回の発表に伴い同社のPaul Verhagen CCOは「イライラさせられる現状のネット切断に終止符を打ち、Wi-Fiの新しい時代を切り開きます。大西洋上を飛行する場合でも、北海上を飛行する場合でも、乗客は高速であると同時に安定してシームレスな接続を期待できます。これは、お客様に最高のものを提供し、SASが卓越性の代名詞であり続けることを保証するためです。」と述べています。
航空機の次世代Wi-Fiをめぐっては、Amazonも参入する計画となっており、今後徐々に世界中のエアラインが次世代Wi-fiを投入していくものとみられ、近い将来日本のエアラインも導入することが予想されます。Photo : SAS
ブリテッシュエアウェイズなどのIAGグループ、スターリンクWi-FiまたはAmazonのプロジェクトカイパーの導入に向けて協議中
カタール航空、世界初となるスターリンクWi-Fi搭載の777-300ERの運航を開始 飛行中に無料で超快適にネット利用が可能となり時代が変わる節目に