ボーイングは、2024年通期で118億3,000万ドル(約1兆8,000億円)の損失を計上したことを明らかにしました。
昨年は同社が生産したアラスカ航空の737MAXにおいて、ドアが吹き飛ぶ事故が発生し減産となったことや、ストライキが影響して赤字幅が拡大しました。
また現在FAAに737MAXの生産機数を月産38機に制限されていますが、同社CEOは2025年半ば頃を目安に制限の解除を期待しているとしており、当初計画していた月産50機に向けて生産体制を整える方針です。
同社をめぐっては、次世代大型ワイドボディ機の777Xについても開発遅延が発生しており、各部門の航空機にて何かしらの問題を抱えている状況となっており、状況が改善していくのか注目されます。Photo : Boeing