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エアバス、エミレーツ航空社長のA380neoの生産を熱望に対し「200億ユーロくれるなら生産する」

 生産が終了した世界最大の旅客機のA380型機ですが、エミレーツ航空社長は以前から改良型のA380型機の生産を求めており、この思いは今現在も変わっていないようです。

 先日の海外紙のインタビューにおいて同社長は、エアバスにはまだA380neoの設計案が存在するとし、200億ユーロをくれるなら生産するとエアバス側が発言し、同社長はその莫大な投資を行うのはエアバス次第だが、もし製造するなら我々が購入すると伝えたとしています。

 2024年6月末にはエアバスの民間航空機部門のChristian Scherer CEOがA380型機の再生産について、「可能性は低いが完全に排除されている訳ではない」と発言するなど、現在もA380neoの生産の可能性は残っている状況です。

 エミレーツ航空社長が予想する未来は、発着枠が逼迫している、ロンドン・ヒースロー空港、ニューヨークJFK空港、ニューアーク空港などでは、成長を続ける航空需要を受け入れることができなくなり、その結果航空運賃の上昇を招くことになるとしており、大量輸送機は必要との見解です。

 同社長は生産中止後から再三にわたりA380neoの開発を求めており、この思いが今後エアバスに届くのか注目です。Photo : Emirates

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