ドバイ国際空港の年間利用者数が、2024年は過去最高の9,230万人を記録しました。
これまでの過去最高記録は、2018年の8,910万人でしたが、コロナからの航空需要の回復および需要の拡大を受け、新記録を達成しています。
今回の記録達成に伴い同空港CEOは「9,200万人の大台を突破したことは、同空港およびドバイにとって記念すべき成果です。これは、すべてのゲストに忘れられない印象を残すシームレスで世界クラスの体験を提供するために協力し合っている同空港の従業員とパートナーのたゆまぬ努力、協力、情熱を反映しています。」 と述べています。
今回の利用者増加の背景には、ロシアの空域制限によるドバイでの乗り継ぎ客増加などが指摘されているほか、同空港を拠点とするエミレーツ航空が積極的な路線展開を行ったことが要因とみられています。
なお同空港は、2027年にも年間利用者数を1億人を超えることを目標と掲げていますが、エミレーツ航空は今後計6本の滑走路を有する計画のアール・マクトゥーム国際空港への2035年までの移転を検討しています。
エミレーツ航空社長、A380は2040年代まで運航する見通しを明らかに 将来的にアール・マクトゥーム国際空港への移転も示唆