大韓航空は、夏スケジュールが開始される2025年3月30日からA380型機をソウル/仁川~台北・香港線に投入する計画です。
投入されるのは、ソウル~台北線はKE185/186便、ソウル~香港線はKE177/178便となり、両路線をそれぞれ1往復する計画となります。なお大韓航空は不定期で同型機を東京/成田~ソウル/仁川線に投入しており、現在のところ今後投入が継続されるか不明なものの、今夏は3つの短距離路線を運航する可能性があります。
またこれら3路線は、A380の運航において世界で最も運航距離が短い路線のトップ3となっており、基本的に長距離線でしか搭乗する機会がない同型機に気軽に乗るチャンスでもあります。
なお大韓航空は、当初予定していた2026年までの運用期間を、航空需要の回復や新型機の開発遅れにより見直して延長することが有力となっています。Photo : Korean Air