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ANAグループ、好調な航空需要を背景に通期業績予想を上方修正 各社搭乗率も発表しエアージャパンは約65%

 ANAグループは、好調な航空需要を背景に通期業績予想を上方修正しました。

 第3四半期においては、旺盛な訪日需要や国内のレジャー需要に支えられ、国際線旅客と国内線旅客が好調に推移しました。


Photo : ANA

 第4四半期も堅調な旅客需要が続くと見込まれること等から、通期の売上高は2兆2,550億円となる見通しとし、費用面では為替影響のほか整備関連費用等の増加が見込まれることから、営業利益は1,800 億円となる見通しとしました。

 また、航空機等に関わる各種補償金が想定を上回る見込みであること等から、経常利益は1,900億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,400億円となる見通しとして上方修正しています。

 合わせて各社の2025年3月期第3四半期の搭乗率も発表されており、以下の通りとなります。
◇ANA国内線 75.1%
◇ANA国際線 78.5%
◇ピーチ 84.9%
◇エアージャパン 64.5%

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