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ルフトハンザグループ、エールフランスKLMグループに続きエアヨーロッパの株式取得を検討

 ルフトハンザグループは、エアヨーロッパの株式取得を検討していることがわかりました。

 これは現地紙が報じたもので、エアヨーロッパの20%の株式を取得することを目指しているとし、同じく20%の株式取得を検討しているエールフランスKLMグループに対抗するものとみられます。

 現在のところルフトハンザグループが有利な状況とされており、仮にルフトハンザグループが株式を取得した場合、更にヨーロッパでの優位性が高まることが予想されます。

 なお同社をめぐっては、ブリティッシュエアウェイズやイベリア航空所属のIAGグループが買収を計画したものの、当局が競争上の懸念を示し交渉が難航したことから2024年8月に買収を断念し、現在も20%の株式を保有している状態となっており、今後どのような株主構成となるのか注目です。Photo : Air Europa

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