大韓航空は、2025年3月30日からの夏スケジュールにおいて、ソウル/仁川~ニューヨーク/JFK線にA380の投入を継続する計画です。
以前の計画では、夏ダイヤよりA380から777-300ER、ロサンゼルス線はA380から747-8へ変更する計画とみられていましたが、最新の計画ではニューヨーク線のみA380の運航に再変更されています。これにより一時はアメリカ路線へのA380の投入が終了するとみられていましたが、これが継続される形となります。
同社のA380をめぐっては、チョ・ウォンテCEOが、2026年までにA380型機を完全に退役させる計画であることを明らかにしていたものの、現在までにA380型機の一部機材において機内改修を行った模様であることがわかっており、当初予定から運用期間を延長することを検討しているとみられます。
なお現在大韓航空は、A380型機を4機を運用、3機を保管、そして3機をスクラップ化とし、アシアナ航空は6機を運用しており、大韓航空グループは計10機のA380を運用中となっています。Photo : Korean Air