ルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOは、先日新たにグループに加わったITAエアウェイズについて言及しました。
同CEOは、欧州第3位の経済大国であるイタリアのような国にとってITAエアウェイズの規模は小さすぎるため、依然として大きな成長の可能性があるとし、今後の事業拡大に意欲を示しました。
またルフトハンザグループは、2025年にITAエアウェイズを黒字化することに自信を示しており、グループ各社の相乗効果により、利用客の増加を見込んでいます。
現在イタリアの航空市場は、ドイツよりも大きい市場となっていますが、現在約320機保有するルフトハンザドイツ航空に対しITAエアウェイズは約100機となっており、単純に比較はできないものの、同CEOが事業拡大に意欲的になるのも頷ける状況です。
またグループの強みを生かして早期に新機材を配備することも可能であることから、今後ITAエアウェイズが事業を急拡大する可能性もあり今後の同社の動きには注目です。Photo : ITA Airways