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フィンエアー、労働組合と人員削減などについて協議予定 カンタス航空とのウェットリースにも影響か

 フィンエアーは、労働争議が続いている労働組合側と2025年2月12日に人員削減や一時解雇などについて協議を行う予定であることがわかりました。

 会社側は、雇用契約にスタンバイ勤務を導入したいと考えていますが、労働組合側はこれを拒否しており、この結果最大90名のパイロットに影響が及ぶとみられています。

 またこの影響により、カンタス航空との間で実施しているウエットリース契約にも影響が出る可能性が出ており、現在フィンエアーの機体と乗員で運航しているカンタス航空便のシドニー~バンコク・シンガポール線の同契約が早期に終わる可能性も出ています。なお今年後半には、当初からドライリースに切り替わる計画ですが、早期に終了した場合、カンタス航空側の準備が整うかなどの問題があります。Photo : Finnair

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