ITAエアウェイズは、事実上の前身のエアラインであるアリタリアブランドを再利用し、既存機へステッカーを貼る計画ですが、その初号機の最初に運航する路線が東京/羽田～ローマ線に決定しました。
ステッカーが貼られたA350-900型機のEI-IFAは、2025年2月15日より路線投入が予定されており、初便はローマ発東京/羽田行きAZ792便となり、羽田空港には2025年2月16日に飛来します。
同社は、このほかにも夏ダイヤ中にエアバスA321neoとエアバスA220-100にも「Inspired by Alitalia」のステッカーを貼る予定としています。
Photo : ITA Airways
今回の路線投入を受け同社は「誇りある歴史に対する深い感謝の気持ちをブランドに込め、イタリア国内だけでなく、心の中にイタリアを持ちながら飛行したいと願う人々にとって頼られる会社となる努力を続けます」と述べています。
また同社CEOは、今後アリタリアブランドを拡大させる意向を示しており、現時点では詳細な計画は不明なものの、完全なるアリタリアブランドの復活の可能性を指摘する声もあります。
