現地時間2025年2月16日、務安空港に取り残されていたジンエアーの737-800(HL8012)型機が50日振りに飛行し、閉鎖が続く務安空港を後にしました。
同機は、昨年末に発生したチェジュ航空機の事故の10分前に着陸し、その後空港が閉鎖され、事故調査が続いていたことで身動きが取れない状態が続いていましたが、当局がフェリーフライトを許可し、本日ソウルの金浦空港へフェリーフライトを行い無事同空港に到着しました。
同機をめぐっては、再三のフェリーフライトの申請を当局に却下されたことから、国を相手取り損害賠償請求を行う訴訟を提起していましたが、今回のフェリーフライトが認められたことで、訴訟を取り下げる方針とみられています。
なおジンエアーは当該機を金浦空港で点検・整備を行い、問題がなければ路線投入する予定です。Photo:Jin Air