FSC 機材 航空ニュース

マレーシア航空、A330-900neoの2号機を受領 1号機で発生した技術的な問題は解決

 マレーシア航空は、導入を進めるA330-900neoの2号機を受領したことを発表しました。

 同型機をめぐっては、1号機を受領後すぐにエンジンの技術的なトラブルが発生し、同社はエアバスを非難する声明を出していましたが、マレーシア航空はこの問題は解決したとし、エアバスとロールスロイスに対し、今後納入される新しい航空機に対してより厳格な品質管理を実施するよう要請しているとしています。


Photo : MAS

 また今後は円滑な運航を確保するために予備エンジンを確保する計画とし、今年の第3四半期に更に3基のエンジンが到着する予定であるとしています。

 同社は、今後21機のA330ceoをA330neoに順次置き換えていく予定で、アジア、オセアニア、中東にわたるネットワークで運用する計画です。

マレーシア航空、運航を開始したばかりのA330neoの運航を停止 エアバスの品質問題であり責任を負うべきと不満を述べる

マレーシア航空、2025年2月にも東京/羽田~コタキナバル線を約13年ぶりに再開へ

マレーシア航空、A330-900neoの初号機を受領 2025年には成田線にも投入予定