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エアバス、当面の生産計画を発表 新型貨物機A350Fは2027年後半への納入遅延を正式発表

 エアバスは、当面の民間航空機の生産計画を発表しました。

 同社は、A320ファミリーのナローボディ機プログラムは、2027年までに月産75機の生産数に向けて引き続き増加していくとし、A330については引き続き月産4機とします。

 また現在サプライヤーのスピリット・エアロシステムズと特定のサプライチェーンの課題が、A350およびA220プログラムの増強に圧力をかけていることなどが影響し、A350Fの納入を2027年後半まで延期せざるを得なくなったとして開発遅延を正式に発表しました。

 なおA350については2028年までに月産12機とし、A220については2026年に月産14機とすることを目標とするとしています。Photo : Airbus

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