ANAは、航空業界で初めて整備士と技術スタッフに対して“パワーナップ(積極的仮眠)”を導入すること発表しました。
ANAは、ANAグループの整備士と技術スタッフに対し、航空業界として初となる「パワーナップ」を導入し、その効果を創出可能なトヨタ自動車社製の「TOTONE」を活用します。
Photo : ANA
導入にあたり同社は「航空機の安全を支える整備士や技術スタッフの業務は、常に高い集中力を必要とします。整備士や技術スタッフが作り上げる安全、そして従業員自身の安全に対して、これまでは規程/基準の準備や教育訓練、チェックリストの活用といった業務そのものに着目した取り組みが中心でした。今後は人間の生理的側面に組織的にも着目し、パワーナップを導入することで、航空機の安全の更なる向上につながるだけではなく、整備士や技術スタッフが安心して働くことができる環境の構築、働き方を大きく変えるきっかけとなることを期待しているとしています。」と声明を発表しています。