アメリカのトランプ大統領は、新型エアフォースワンの大幅な開発遅れで中古の747-8を購入することを検討していることを明らかにしました。
当初の計画では、2024年後半にも新型のエアフォースワンを受領する計画でしたが、サプライチェーンの問題や変更された要件に対応するため、現在のところ2029年頃まで遅延する見込みとなっています。
このようなことから同大統領は、ボーイングに対し不満を述べ、現在中古の747-8を購入することを検討しているとし、その候補のとしてカタール王室が所有していた機齢13年の747-8を購入し改造する可能性があることを明らかにしています。なおエアバス機の導入の可能性について問われた同大統領は、それを否定しています。
なおこの新型機の遅延は、同大統領の任期を過ぎていることから、同大統領は新型エアフォースワンに搭乗することはできない見込みです。Photo : MSNBC