ルフトハンザグループのCarsten Spohr CEOは、今後も欧州内でのグループ拡大を示唆しています。
同CEOは「欧州では統合はまだ終わっていない。我々を含めた上位5社の航空会社は欧州市場の約65%を占めている。統合は今後も続くとみている」とコメントし自社を含め今後も統合は続くとの見解を示しています。
また統合はにおいては、欧州内で進めることが効率的であるとし、地理的に近く、文化的にも近いため、より効率的に統合し協力し合うことが容易になるとし、他大陸においては、完全に除外している訳ではないものの、規制上および文化的な理由から投資は難しいとしています。
なお当面は、先日グループ入りしたITAエアウェイズに注力するとし、現時点で大きな買収は計画していないとしています。
同CEOは以前から欧州には航空会社が多すぎるとして統合を進めるべきとの考えを示しており、今後どのようなエアラインを買収候補としていくのか注目となります。Photo : Lufthansa