タイ国際航空は、財務状況が改善したことから、2029年までに保有機材を倍増させネットワークも拡大する計画であることがわかりました。
これは裁判所任命の同社の債務管理者のPiyasvasti Amranand氏が明らかにしたもので、経営再建計画による収益の急増により財務状況が大幅に改善し、積極的な拡大路線へ舵をきることが可能になったと述べています。
これにより、保有機材も倍増させる計画としており、現在同社は79機の航空機を運用していますが、2029年までに143機まで運用機数を増やし、運航便数およびネットワークを拡充していく方針としています。
同社は、昨年のシンガポール航空ショーでB787-9型機を45機+オプションで35機導入する契約を結んでおり、一部機材は777Xへ変更が可能とするなど大型機材の拡充も視野に入れており、今後数年間で積極的な路線展開をみることができそうです。ただ、以前にも同社は積極的な事業拡大で失敗していることから、この計画を疑問視する声があるのが現状です。Photo : Thai Airways
タイ国際航空とボーイング、シンガポール航空ショーでB787-9型機を45機+オプションで35機導入する契約を正式発表 B777Xにも変更可