エミレーツ航空は、中国を含むアジア路線を強化する方針であることがわかりました。
これはBloombergが関係者の情報として報じているもので、今後同社はドバイ~深圳・成都線を開設する計画であるとし、このほかにもダナン、シェムリアップ、ヘルシンキ、キンシャサ、ブラザヴィルへの路線開設を検討しているとしています。
この中国路線の拡大の背景には、中国市場で競争環境が悪化している欧州エアラインの中国市場からの撤退による需要を獲得するためとの見方がされており、主にドバイでの乗り継ぎ需要の獲得を目指すものとみられます。
現在エミレーツ航空は、上海と北京に1日2便、広州に1日1便運航しており、昨年には両国間の航空交渉で追加のスロットを獲得していました。Photo : Emirates