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国交省、2024年10月~12月の国内エアラインの各種データを公開 定時トップはスターフライヤー、最下位はジェットスタージャパン

 国交省は、国内エアラインに関する航空輸送サービスに係る情報(令和6年10月~12月)を公開しました。

【遅延率】※遅延便:出発予定時刻より15分を超えて出発した便をいう。対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。
(夏期は沖縄路線等で台風の影響を受けやすく、冬季は北国等で積雪の影響を受けやすいなど。)

当期実績16.94%、前年同期14.66%、前年同期比2.28ポイント増加


Photo:国土交通省

ワースト3は下から、ジェットスタージャパン、ANA、JALとなっています。

【欠航率】※対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。(夏期は沖縄路線等で台風の影響を受けやすく、冬季は北国等で積雪の影響を受けやすいなど。)

当期実績0.68%、前年同期0.62%、前年同期比0.06ポイント減


Photo:国土交通省

【旅客数上位5路線】
1位 羽田-新千歳
2位 羽田-福岡
3位 羽田-那覇
4位 羽田-伊丹
5位 羽田-鹿児島

【利用率上位5路線】
1位 那覇-与論 91.1%
2位 新千歳-那覇 90.3%
3位 福岡-仙台 90.1%
4位 成田-那覇 89.6%
5位 成田-福岡 89.5%

【搭乗率ワースト5路線】
1位 宮古-石垣 12.8%
2位 丘珠-奥尻 37.1%
3位 函館-奥尻 40.9%
4位 新千歳-静岡 46.1%
5位 中部-女満別 52.5%

路線別詳細データはこちら ※PDF表示となります

 コロナからの航空需要の回復により、各空港や空域が混雑していることもあり遅延便が増えています。またこれまでスカイマークが定時運航で首位となっていましたが、同期間ではスターフライヤーが1位となりました。

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