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大明ソノグループがティーウェイ航空の経営権を取得 将来的にエアプレミアと統合も

 ティーウェイ航空の株主である大明ソノグループが保有株式を増加させ経営権を取得したことがわかりました。

 同グループは、以前の筆頭株主であるイェリムダンと株式取得に向けて交渉を行っていましたが、保有していた39.85%の株式を2124億ウォンで買い取ることで合意に達しました。

 これによりティーウェイ航空の筆頭株主は大明ソノグループとなり、経営権を取得しました。なお大明ソノグループは、エアプレミアの全体の11%の株式をJCパートナーズから471億ウォンで買収する契約を締結しており、こちらに関しても保有比率を高め、将来的に両社の経営権を取得し統合を視野に入れていると考えられています。

 韓国の航空業界においては、エアラインの再編が進んでおり、大韓航空とアシアナ航空の統合、そしてその傘下LCCの統合などが計画されており、乱立したエアラインがコンパクトにまとまることになりそうです。Photo : Tway Air

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