エールフランスKLMグループは、TAPポルトガル航空の株式取得の意向を表明しました。
フランスのマクロン大統領と共にポルトガルを訪問した同グループのBen Smith CEOは「エールフランスKLMはTAPポルトガル航空の民営化プロセスの一環として株式を取得する用意がある」とし、株式取得に意欲を示しました。
またマクロン大統領もエールフランスとTAPが革新的な形で結びつくことを望んでいると、この株式取得を支持するとコメントしています。
国営のTAPポルトガル航空は、今後49%の株式を売却して民営化を進める予定ですが、今回のエールフランスKLMグループのほかに、ルフトハンザグループやIAGグループなども取得を検討しているとみられており、同社をめぐる争いは激しくなりそうです。Photo : TAP Air Portugal