マレーシアのエアアジアの株式取得に向けてサウジアラビアの政府系ファンドや日本の投資家も協議を行っている模様であることがわかりました。
これはBloombergが関係筋の情報として報じたもので、現在サウジアラビアの政府系ファンドのPIFがエアアジアの15%の株式取得に向けて1億ドルを投資することを検討しているとしています。また日本やシンガポールの投資家とも協議を行っているとし、エアアジアは今後の事業拡大に向けて資金調達を行うものと予想されています。
なお現在同社は、マレーシア証券取引所が指定する財政難に陥っている企業のPN17指定企業となりますが、同グループのトニーフェルナンデスCEOが間もなくこの状況から脱却できる見通しとしていることから、新たな資本獲得に向けて動いている模様です。
現在のところ日本の投資家の詳細は明らかになっていませんが、どのような企業がどのような狙いをもってエアアジアに投資を行うのか注目が集まります。Photo : Airasia