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エアバス、A350Fの胴体部品となる尾翼保護のセクション19がハンブルクに到着

 エアバスは、A350Fの胴体部品となるセクション19がハンブルクに到着したことを発表しました。

 同社は、セクション19の最初の胴体部品をスペインのヘタフェにある工場からベルーガでハンブルクに輸送し、最終組み立てに向けた重要なステップを踏んだことになります。

 このセクション19は、A350Fに採用される特別なプロテクターで、貨物機は地上での運用・積載中にバランスを崩し尾翼が地面に衝突する可能性があるため、その損傷を防ぐために下側に特別な保護を施すものとなります。

 なおA350Fの初号機納入は、サプライチェーンの問題により2027年後半まで延期されています。Photo : Airbus

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