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大韓航空、新機材の受領遅延でA380と747-8の運用期間を延長へ

 大韓航空は、新機材の受領遅延でA380型機と747-8型機の運用期間を延長する計画であることがわかりました。

 当初の計画では、A380型機は2026年にも退役を開始するとみられていましたが、新機材の受領遅延により747-8型機を含む4発機の運用期間を延長する方針です。

 既にA380型機においては、機内改修に着手してとみられていたため運用期間を延長するものと考えられていましたが、先日の新ブランド発表会にて同社のチョ·ウォンテ会長が運用期間の延長を明らかにしたとされています。ただ、新機材の受領と共に退役を開始するとしており、長期的な運用を視野いれたものではない状況です。

 なお先日発表された新デザインへのA380や747-8の塗装変更については、新機材の納入スケジュールに左右されるとし、現時点で未定の模様です。Photo : Korean Air

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