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キャセイパシフィック航空、777Xの受領は2027年以降を想定

 キャセイパシフィック航空は、777Xの受領時期は2027年以降を想定していることがわかりました。

 昨年3月に同社は、777Xの初号機を2025年には受領できることを楽観視しているとしていましたが、10月に納入遅延が発覚しボーイングに対し不満を口にしていました。

 この時点で新たな納入時期は不明でしたが、今回同社は、2025年2月時点の機材受領予測として777Xの初号機は2027年以降を想定していることを明らかにしており、当初想定よりも大幅に遅延して受領する予定としています。

 また同型機を発注しているエミレーツ航空は、2027年第2四半期以降の受領を想定し、2028年までのずれ込む可能性もあるとしており、さらなる遅延の可能性もある状況です。なお777Xにおいては、ルフトハンザドイツ航空が初号機を受領する予定となっています。Photo : Boeing

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