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中部国際空港、事実上の第2滑走路の建設工事を2025年4月1日に着工

 中部国際空港は、事実上の第2滑走路となる代替滑走路の建設工事を2025年4月1日に着工すると発表しました。

 中部国際空港は、現滑走路の大規模補修時においても継続的な空港運用を可能とすること、完全24時間運用を実現することなどを目的として、現空港用地内の誘導路1本を転用して代替滑走路を整備します。

 同空港においては、24時間運用のため、開港から一度も滑走路の大規模補修を行っていないことから劣化が進行しており、早期に対応していくことが重要な課題となっていました。


Photo : 中部国際空港

 本事業について、2025年2月17日に航空法に基づき国土交通大臣が施設変更許可をしており、これに伴い工事に向けた準備を進めていましたが、着工日が2025年4月1日に決定し、滑走路本体部の工事は5月開始を予定となりました。

 なお代替滑走路は、長さ3,290m、幅45mとなり、2028年3月31日の供用開始を予定しています。

国土交通省、中部国際空港の第2滑走路の着工を認可 2028年3月31日に供用開始予定

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