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【注目】JAL、国内線機材で地方空港から夜間に国際線を運航することを検討 広島などが候補の一つに

 JALは、国内線機材で地方から夜間に国際線を運航することを検討していることがわかりました。

 これは現在オーストラリアのパースで開催されているRoutes Asia 2025にて同社の国際線戦略担当の阿部氏が講演にて明らかにしたとTTWが報じているもので、同氏は東京・大阪・名古屋のハブ以外からの国際線の開設を検討していることを明らかにしています。

 また候補の一つとして広島空港を挙げており、今後混雑空港を避けて地方からJALの国際線が開設される可能性があります。なお既報の通り、今年度中にJTAが沖縄/那覇~台北/桃園線の開設を計画するなど、上記のハブ空港以外から国際線を開設する動きがあります。

 ただこの検討事項には、国内線と国際線で座席構成が違うことやパイロット不足の課題があるとしていますが、現在地方空港の国際線で海外エアラインに覇権をとられている現状が今後変化を迎える可能性があり、今後の動向が注目されます。

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