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熊本空港、2029年度までの中期事業計画を発表 大阪/関西・新千歳/丘珠線のほかタイをはじめとする東南アジア線を誘致へ

 熊本空港は、2025年度~2029年度中期事業計画を発表しました。

 安全安心な空港運営の継続を前提に、ビジネス利用者・観光利用者の利便性や満足度の更なる向上を図るため、空港機能及びサービスの強化に取り組みます。

 同空港は、世界と地域にひらかれた九州セントラルゲートウェイ地方空港NO1の国際線ネットワークを目指すビジョンを掲げており、これを実現するための以下のロードマップを公表しています。


Photo : 熊本空港

 表の通り、2029年度までに既存路線を含めソウル・台北・香港・釜山・高雄・上海・中国大陸・タイまでの路線網を構築する計画としており、今後誘致を進めるとみられます。なお国内線においては、2025年度に関西や新千歳/丘珠線の営業活動を推進します。

 また熊本県による空港アクセス鉄道引き込み検討への協力を行うほか、国際航空貨物の実現に向けた環境整備を行う計画としています。

 現在熊本空港においては、TSMCなどの半導体関連企業の進出によるビジネス需要の増加や、コロナ禍からの回復による熊本観光需要の増加に着実に対応することが必要な状況となっています。

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