エアインディアは、社内ガイドラインを改定し、経営陣は出張においてエコノミークラスを利用する内容へ変更したことがわかりました。
これは上級クラスの座席数を確保するために改定されたもので、収益性の高い上級クラスを自社経営陣が使用しないようにして収益性を高める狙いがあります。
対象となるのは、CEOを含めた全経営陣となり、2025年6月からはエコノミークラスを利用して移動します。なお出発50分前にビジネスクラスおよびプレミアムエコノミークラスに空席がある場合は、アップグレードすることを許可する内容となっています。
現在インドの航空市場においては、上級クラスの需要が増加していることから今回の改定に至っており、このような取り組みは、利用者の同社への印象を高める狙いもあるとみられます。Photo : Air India
