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A380新オペレーターのグローバル航空、商業飛行に向けた初号機の飛行試験が完了したことを発表

 A380新オペレーターのグローバル航空は、商業飛行に向けた初号機の飛行試験が完了したことを発表しました。

 同社は、2025年4月3日に初号機9H-GLOBLにおいて、商業運航に入る前に、運航パートナーのハイフライ航空が同機の最終試験飛行を完了させたことを発表しました。また客室の改修も合わせて完了していることを明らかにしています。

 同社は、2025年5月15日のグラスゴー発ニューヨーク/JFK行きと、その折り返し便の2025年5月19日のニューヨーク/JFK発のグラスゴー行き、2025年5月21日のマンチェスター発ニューヨーク/JFK行きと、その折り返し便の2025年5月25日のニューヨーク/JFK発マンチェスター行きのチャーター便の運航予定しており、今回の試験は、この運航便に投入するための最終試験飛行となります。

 今回の発表に伴い同社のJames Asquith CEOは「9H-GLOBLの飛行を見ると、この2年間に私たちをこの瞬間に導いてくれた多くの人々の途方もない努力を思い出します。この旅に貢献してくれたすべての人に心から感謝したいと思います。」とコメントしています。

 同社は、早ければ年内にもロンドン/ガトウィック~ニューヨーク/JFK線に定期就航する見込みで、同型機の新オペレーターとしてどのようなサービスを展開するのか注目が集まっています。

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