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デルタ航空、767型機をサメ肌仕様試験機として燃費性能をテストへ

 デルタ航空は、MicroTau社のサメ肌フィルムを採用して767型機にて試験運用することを発表しました。

 今回採用する「シャークスキン・リブレット」は、航空機の胴体、翼、尾翼に適用可能で、MicroTau社の試算によると、燃費を最大4%向上させることができるものとなります。

 サメの皮膚は見た目は滑らかですが、微細な溝の層で覆われており、これによりサメはより効率的に泳ぎ、エネルギー消費を抑えることができます。このようなことからリブレットと呼ばれる微細な溝を航空機の外部に施し、空気の流れがスムーズになり抗力が軽減することができ、燃料消費量の削減になつながることが期待されます。

 現在この技術は日本のANAグループをはじめとし、多くのエアラインが試験運用しており、今後確証データが得られれば多くのエアラインが本格導入していくと予想されます。Photo : DELTA

デルタ航空、トランプ関税施行中はエアバス機は受領しない方針 A350-1000の受領開始が遅れる可能性も

デルタ航空CEO「トランプ関税は間違ったアプローチ。航空需要が減少し始めた」

デルタ航空、2025年3月29日より東京/羽田~ミネアポリス線にA350-900型機を投入 夏ダイヤではホノルル線を除き日本発着路線は全てA350に