吉祥航空は、トランプ政権が推し進める関税政策の影響を受け、ボーイング社が製造する787-9型機の受領を延期する措置を講じていることがわかりました。
これはBloombergをはじめとした複数海外メディアが報じているもので、現状では輸入コストが増大することから、当初受領を予定していた同型機の受領を遅延させた模様です。
現在トランプ政権は、中国に対し強硬な姿勢を示している状況が続いていることから、当面はこの混乱が続くことが予想され、ボーイング機を発注している中国のエアラインは、今後事業計画も大きく影響を受けることになりそうです。
なお関税政策下の機材計画をめぐっては、デルタ航空もA350-1000型機の受領は見送るとしており、今回の関税政策は世界中のエアラインの機材計画に影響を及ぼすことになりそうです。Photo : Juneyao Airlines