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ユナイテッド航空、需要低下で21機の早期退役を正式発表 国内線は低迷も国際線は順調であることを強調

 ユナイテッド航空は、需要低下による21機の早期退役を正式発表しました。

 同社のScott Kirby CEOは、政府政策と一部の低所得者向けレジャー需要の弱さが見られることから、キャッシュフローをプラスにするために21機の航空機を早期退役せる方針としていましたが、四半期決算にて正式にこの計画を明らかにしました。

 退役となるのは、A319およびA320型機の計21機となりますが、以前から計画していた2025年に受領を予定する787型機7機、737MAX型機27機、A321neo型機およびA321XLR型機22機の受領計画は維持します。

 また国内線の需要低下予測により、国内線の輸送能力は4%削減する計画としていますが、国際線は引き続き順調であるとし、現時点で大きな計画の変更は行いません。ただ、本年は確信を持って予測することも不可能としており、今後の状況次第で臨機応変に事業計画を見直す考えです。Photo : United Airlines

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