ロシア政府は、ウクライナとの停戦が合意した際に、ボーイングの購入を許可するようアメリカ側に要請している模様です。
これはBloombergが報じたもので、情報筋によればロシアウクライナ戦争の停戦協議において、ロシア側は凍結された国有資産から数十億ドルを出してボーイングの航空機を購入したいと考えているとしており、停戦協議において航空機においても議題に上がっているとしています。
ロシアは、アメリカとEUをはじめとする西側諸国による制裁により、ボーイングやエアバスの航空機の導入やスペアパーツの取得が不能となり自国の空の安全が脅かされる状況となっていますが、これを打開すべく、ボーイングとの取り引きを再開したい狙いがあるとみられます。
ロシアは、新トランプ政権の誕生以降、航空関連でも多くの協議を進めていることがわかっており、これまでにアメリカとロシア間の直行便再開や、空域制限の解除についても話し合ったとみられており、今後進展があるのか注目されています。