エバー航空は、2025年10月3日に台北/桃園~ダラス線を開設することを発表しました。
運航は週3便を予定しており、機材は777-300ERを使用する計画です。これにより、台北~北米路線は9路線となり、北米発着便は週90便に増加します。また、エバー航空は台湾で北米路線数と便数が最も多い航空会社となります。
今回の発表に伴い同社のクレイ・ソン社長は「エバー航空は 1998 年よりダラス・フォートワース国際空港発着の貨物路線を運航していますが、近年多くの企業の進出や、経済・人口の急成長で、ダラスがテキサス州の経済・商業の中心地の一つとなり旅客需要が堅調な為、この度の旅客便開設となりました。ダラスへの直行便の開設により、弊社はアジアで唯一、テキサス州へ2路線を運航する航空会社となります。旅客輸送量と米国、中南米の主要都市への乗り継ぎ便数において世界第3位の空港であるダラスに就航することで、エバー航空のフライトの利便性がさらに向上するでしょう。」とコメントしました。
現在台湾のエアラインにおいては、北米路線の競争が激しくなっており、これは北米~東南アジア間の競争が激しくなることを意味し、日本を含め東アジア地域での競争が激しくなりそうです。