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フィリピン航空、新社長に初の外国人社長を起用 新社長は元スリランカ航空CEO

 フィリピン航空は、新社長にイギリス出身のRichard Nuttall氏が2025年5月29日付けで就任することを発表しました。

 同氏は、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中東の航空会社で経営幹部を歴任した後、フィリピン航空に入社しました。直近ではスリランカ航空のCEOを務め、同エアラインの黒字化を成功に導き、スリランカの観光産業の成長に大きく貢献した人物となります。

 また同氏の起用は、フィリピン航空の経営陣の強化と国際市場への積極的な進出を目指す姿勢を示すものとしており、今後急成長が予想されているフィリピンの航空市場において、経験豊かな同氏を起用することで、国際的に事業を拡大するという同社の長期計画を成功させる狙いがあります。

 なおフィリピン航空において外国人社長は初めての就任となり、今後どのような手腕を発揮するのか注目されます。
Photo : PAL

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