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大韓航空、新ロゴおよび日本市場の展開についての説明会を開催

 2025年4月25日、大韓航空は日本メディア向けに新ロゴおよび日本市場の展開についての説明会を開催しました。

 今回の説明会では、イ・ソグ日本地域本部長が登壇して説明が行われ、ロゴの刷新は、大韓航空とアシアナ航空の統合を象徴するものであるとの認識を示し、今後も安全を最優先とし、世界で最も愛されるエアラインへ成長することに意欲を示しました。

 新しいロゴは既存の大韓航空の太極マークにデザイン的要素を加え、洗練されたイメージを具現化しています。近年、主要企業で使われているモダンでミニマリズムのトレンドを用いながら、これまでの大韓航空の伝統的なイメージも継承したとしています。太極マークはダイナミックなエネルギーと美しさを表し、「KOREAN AIR」の文字は、筆でかかれたような柔らかなカーブ、文字の繊細な間隔により韓国の優雅さを現代的に表現しています。

 また同社は、新塗装機の世界初の運航便として東京/成田~ソウル/仁川線を選択し運航したように、今後も日本事業に注力する方針とし、引き続き日韓の人的往来に貢献します。そしてJALとコードシェアを実施しているように、アライアンスの垣根を超えた提携が重要との認識とし、ANAとのコードシェアの可能性も排除しないとしています。

 今回発表された新塗装においては、約3年ほどかけて順次塗装変更していく予定としており、徐々に日本の多くの空港でも目にする機会が増えそうです。

 なお旧塗装と同様色を採用している客室乗務員の制服については、現時点で新制服に切り替わる確定情報はないものの、同本部長は変更の可能性を示唆しており、仮に制服変更となれば、どのようなデザインとなるのか注目です。

 また説明会では、既報の機内アメニティも展示され、実際に目で見ると上質なもので刷新した機内サービスを期待できるものであった。

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