エティハド航空は、導入予定のA321LRに導入する座席を公開しました。
A321LRは、ナローボディ機ながら長距離飛行が可能となる機材ですが、これまで上級クラスの品質が課題となっていましたが、エティハド航空ではワイドボディ機同様の品質の座席を提供します。
今回同社はA321LRの座席構成を、ファーストスイートクラス2席、ビジネスクラス14席、エコノミークラス144席の160席仕様とすることを発表し、上級クラスは全席直接通路にアクセスが可能となる仕様とします。
上級クラスは全席フルフラットシートを採用するほか、ファーストスイートクラスではスライドドア、同伴者のための追加スペースと、20インチ4Kスクリーン、Bluetoothペアリング、ワイヤレス充電の設備を備えます。
エティハド航空のA321LR初号機は2025年8月1日に就航し、年内に10機体制となる予定です。同機はアブダビのザイード国際空港からアルジェ、アテネ、バンコク、チェンナイ、チェンマイ、コペンハーゲン、デュッセルドルフ、コルカタ、クラビ、メダン、ミラノ、パリ、プノンペン、プーケット、リヤド、チュニス、チューリッヒなどの都市へ運航する予定となっています。